Googleの広告ヘルプに、検索広告の中にAIが生成したレビュー要約を表示する「Review summaries」の説明ページが出ました。PPC Landによると、10月24日にPPC News Feedが見つけたものです。対象は米国・英国・オーストラリア・インドの英語で、日本は入っていません。
発表の内容
- 対象はヘルプの表記で「US, AU, UK, IN in English」。米国・英国・オーストラリア・インドの英語配信です。キャンペーンは検索キャンペーン、掲載位置はGoogle.comのすべての位置、端末はすべての対応デバイス
- 業種は「医薬品などセンシティブなカテゴリを除くすべての広告主の業種」
- 要約は肯定的な内容だけ。「レビュー要約は肯定的なものだけで、顧客レビューの利点を強調する」とあります
- 出どころは「ウェブ全体のオンラインレビューをGoogle AIが自動で集約する」
- 広告主は文章を編集・カスタマイズできません。利用者のフィードバックを表すものだから、という理由づけです
- 出すか出さないかはGoogle側の判断。「広告のパフォーマンスを改善すると予測されるときだけ表示される」とあります
ヘルプに書かれていないこと
- 参照しているレビューサイトの名前。「ウェブ全体」より細かい記述はありません
- オプトアウトの手順と設定。関連リンクは「アカウント単位の自動アセットについて」の1本だけで、レビュー要約がその設定の対象かどうかも触れられていません
- 表示を判断する指標、医薬品以外に除かれる業種、ページの公開日と更新日、そして日本での提供時期
編集部の見方
10月26日にヘルプページを開いて、最初に探したのはやめ方でした。見つかりませんでした。
日本語の配信は対象外なので、いま何かをする話ではありません。ただ、この組み合わせは頭に置いておきたいところです。広告文の一部をGoogleのAIが書く。参照元のレビューサイトは示されない。広告主は直せない。出す出さないもGoogleが決める。そして選ばれるのは肯定的な内容だけ、とページに明記されています。
突然出てきた機能ではありません。PPC Landによると、2025年12月から2026年9月まで、ラベルを変えながらテストが目撃されていました。1年近く試して、ヘルプに項目ができた段階です。
覚えておくのは1つでいいと思います。広告文の中に、広告主が直せない文章が増えている。日本に来たときに「この一文は誰が書いたことになるのか」と聞かれる前に、社内の答えを決めておければ十分です。
出典
- About Review summaries Google 広告ヘルプ(公開日・更新日の記載なし)
- Google AI writes positive-only review summaries into Search ads in 4 markets PPC Land・Luis Rijo・2026年10月25日
