Googleは2026年10月21日、ChromeでHTTPSではないサイトに接続する前に、利用者の許可を求める警告をすべての利用者の初期設定にしたと発表しました。これまでの「保護されていない通信」の表示とは違い、接続する前に止める仕組みです。
発表の内容
- 何が起きるか HTTPのサイトに初めて接続しようとすると、Chromeが先に警告を出し、利用者の許可を求めます
- いつから 年初にセーフ ブラウジングの「保護強化」を使う利用者で有効にし、今回すべての利用者の初期設定にしました
- 2回目以降 一度許可したサイトは、少なくとも2週間訪れなかった場合に再び警告します
- 例外 公的に信頼される証明書を取れないサイト、たとえば「intranet/」のような名前や「192.168.0.1」のようなローカルのIPアドレスでは、既定では警告しません
- 影響の大きさ 初期のデータでは、デスクトップの利用者の約95%は1週間に一度も警告を見ず、3回以上見る人は1%未満だとしています。モバイルはさらに低いとしています
編集部の見方
95%の人が警告を見ないということは、HTTPSが当たり前になったということです。裏を返すと、残っているHTTPのページは今まで以上に目立ちます。気をつけたいのは、自社のメインのサイトより、昔のキャンペーンページや短縮URL、広告の古いリンク先です。
確かめ方は簡単で、過去の広告やメルマガ、QRコードのリンク先をブラウザで開いてみるだけです。途中でHTTPを経由するリダイレクトがないかも見ておくとよいと思います。Search ConsoleでHTTPのURLがまだ表示されていないかを見るのも一つの手です。
日本での展開の時期は個別に書かれていませんが、地域を限る記載もありません。Chromeが更新されれば同じ動きになると考えておくのが無難でしょう。
出典
- Chrome Now Warns Before Insecure HTTP Connections Google The Keyword・2026年10月21日



