株式会社NEXER Groupは2026年10月23日、生成AIがおすすめする企業・サービスへの信頼度と、その後の行動を調べたアンケート調査を発表しました。生成AIで商品・サービス・企業について調べたことがある194人のうち、おすすめをきっかけに検討候補に入れた人は80.4%、実際に購入した人は35.1%でした。
発表の内容
- 調査の方法 インターネット調査で、期間は9月18日から9月25日。回答者は622人、質問2は309人、質問3以降は194人が対象です。調査機関は株式会社NEXER Group
- 使っている人 プライベートの調べものに生成AI(ChatGPTなど)を使ったことがあるのは49.7%。内訳は週1回以上30.1%、月1回程度10.6%、利用したことはあるが現在はほとんど利用していない9.0%で、いずれも全体622人に対する割合です
- 信頼度 生成AIがおすすめした企業・サービスを「とても信頼する」が6.7%、「ある程度信頼する」が73.2%で、合わせて79.9%。名前を知らない企業でも、おすすめされていれば候補に入れると答えた人は80.9%にのぼります
- おすすめの後の行動(複数回答) 「検討に入らなかった」は19.6%で、残る80.4%が検討候補に入れたとしています。購入35.1%、「おこなったことはないが、検討したことはある」29.4%、予約・来店12.9%、企業への問い合わせ10.8%、会員登録・無料トライアルの申し込み8.2%、資料請求7.7%
- Google検索との比較 Google検索で上位に表示された企業を信頼するが31.4%、生成AIのおすすめを信頼するが25.2%。最多は「同じくらい信頼する」の43.3%
- ズレたとき(複数回答) おすすめが意図と合わなかったときの行動は、Web検索に切り替えるが58.2%で最多
- 確かめ方(複数回答) おすすめされた企業について、その後におこなう確認行動は「Web検索で調べ直す」59.3%、「公式サイトを見る」35.6%
- 信頼の材料 信頼できると感じる要素は、メリットとデメリットの明示が61.9%、情報源の明示が51.5%、実績や数値の明示が48.5%、料金の明示が41.2%の順
編集部の見方
「引用元がしっかりしているので」。生成AIのおすすめを信頼する理由を聞いた自由回答に、50代の女性が書いた一言です。
80.4%は、そのまま受け取れない数字です。母数は、生成AIで商品や企業を調べたことがある194人。全体622人のうち、プライベートで生成AIを使って調べものをした人は49.7%でした。「消費者の8割がAIのすすめで検討している」ではありません。単一社の調査でもあります。
それでも使える部分はあります。信頼できると感じる要素として挙がったのが、メリットとデメリットの明示、情報源、実績や数値、料金だったこと。生成AIの中身をどうこうする話ではなく、自社サイトの書き方で手が届く範囲です。
冒頭の一言も、結局は同じことを言っています。AI向けの特別な工夫ではなく、料金もデメリットも書いてあるか。昔から言われてきたところに戻ってきた感じがあります。
出典
- 生成AIのおすすめをきっかけに80.4%が検討候補に!?生成AIのおすすめに対する消費者の信頼度・選定行動調査 株式会社NEXER Group・2026年10月23日
- 生成AIがおすすめする企業・サービスに関する情報の信頼度アンケート 株式会社NEXER Group・2026年10月20日



