Google検索セントラルは「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」のページを改訂しました。メインコンテンツの定義と、検索品質評価者がメインコンテンツを評価する4つの属性を加え、AI生成の顔写真や架空の名前で著者を装うことは低品質なページのシグナルになると明記しています。改訂日は10月1日で、日本語版にも10月7日までに反映されています。
発表の内容
- E-E-A-Tの説明に続けて、検索品質評価ガイドラインはメインコンテンツの品質をページ品質の評価で最も重要な要素の一つとして強調している、という段落が加わりました
- メインコンテンツを「ページの目的を直接的に達成するのに役立つウェブページのあらゆる部分」と定義し、主要なテキストとメディア、インタラクティブな機能、ユーザー作成の投稿、タブ付きまたは展開されたセクション、ページのタイトルと見出しを例に挙げています
- 評価者が見る属性として労力、独自性、才能やスキル、正確性の4つを示しました。労力の説明では、生成AIで手動の監視やキュレーションなしに大量のテキストを作ることはほとんど労力を要しないとし、出典を示しても独自の労力の代わりにはならないと明記しています
- 正確性については、人々の生活や幸福に大きく影響するYMYLのトピックでは、確立された専門家のコンセンサスと一致している必要があるとしています
- 著者を示す項目に、AI生成の顔写真、架空の名前、虚偽の資格情報でクリエイターのプロフィールを捏造することは欺瞞の一種であり、ユーザーとGoogleの自動品質システムの両方にとってページを信頼できないものにし、低品質なページのシグナルになるという記述が加わりました
編集部の見方
架空の著者はだめです、とGoogleがはっきり書きました。AIで作った顔写真、実在しない名前、嘘の資格。これは欺瞞だ、と。かなり強い言葉です。
落ち着いて読むと、新しい順位の決め方が発表されたわけではありません。評価者のデータが順位に直接使われないという説明も、改訂前から変わっていません。評価者の考え方を、サイトを運営する人向けの文書にも書いた、というのが実際のところです。
それでも、やるべきことははっきりしています。監修者や執筆者に実在しない人を立てていないか。著者写真にフリー素材やAIの顔を使っていないか。心当たりがあれば早めに直しましょう。AIで記事を作ること自体は否定されていません。問われているのは、誰が確かめて、どこに人の手間をかけたのか。それを読者に見せられるかどうかです。書いていて、こちらの背筋も伸びました。
出典
- 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成 Google 検索セントラル・2026年10月1日更新(英語版は10月5日に軽微な修正、日本語版は10月7日更新)
- Google Helpful Content Doc With New Main Content & EOT/SA Sections Search Engine Roundtable・2026年10月2日
- Google Adds Fake Author Warning To Helpful Content Guidance Search Engine Journal・2026年10月2日



